2003年8月、北海道ツーリング
ようやく登山開始

(8月12日)
 天気は曇り。景色は望めないが登山するには涼しいと思い上富良野へ移動。 北の国からで有名になった吹上温泉の横を通り、望岳台から十勝岳の登山開始。 十勝岳と言うと大正15年5月の噴火があった。(三浦綾子の泥流地帯が有名) 登山口から小屋まで登ると、その先は火山灰や礫が続く。 火山の影響と思われるが草木は無くて荒涼としており、途中で噴煙も見られる。 2時間30ほどで頂上に到着したが、残念ながらガスで景色は何も見えない。 岡山から来た初老のご夫婦に果物を頂いてから下山。(2時間20分)

左:途中で見えた火口からの噴煙 右:頂上にて(景色見えず)

 吹上温泉に立ち寄り一風呂浴びたかったが、明日のトムラウシに備えて そのまま狩勝峠へ移動。幸い雨には降られずに済み新得へ。ホクレンで道東版の 旗を手に入れる。昨年はヌプントムラウシ温泉から戻った時に、エンジンオイルが 窓から見えなくなっていたが、今年はこの時点でオイルが僅かしか見えなかった。 スタンドでエンジンオイルを0.2ml分けてもらおうとすると、 怪訝そうな顔をされてしまった。営林署に立ち寄ってトムラウシ方面の話を聞くと、 台風のお陰でペンケニコロベツ、パンケニコロベツ共に通行止め (後で知ったがペンケニコロベツは走れたとのこと)。ヌプントムラウシ温泉は 河が濁流となり丸太の橋が流されてとても渡河できない状態と教えてくれたが、 肝心の登山については分からないと言われてしまう。

 トムラウシのキャンプ場に夕方5時前に到着。テントを張ってから温泉に 入りに行くと、下山した方がいたので話を聞く。登れない事は無いがヌタヌタで 通常より大変と聞く。確かに登山靴がドロだらけになっていた。その後、 キャンプ場で愛知から来たF650の方と夕飯を一緒にし、百名山とかバイクの 話をしていた。(650ccで25km/l。当たりを引くと30km/l走ると言われて 結構悲しかったりも・・・)明日に備えて寝ようとしていた夜9時前、 一台のバイクがやって来たので「よくこんな時間まで走るなぁ」と思っていると、 何故か自分にバイクが向ってくる。もしかしてと思ったら、
迷い猫さん
が到着。前日に電話で登山の話しを したが、本当に来るとは思っていなかった(と言うより忘れていました・・・)。 午後1時に室蘭に上がり、そのまま夜まで走ってくるとは!! テントを設営して話をしていると、浜松から車で着た方にニジマスを食べないかと 声をかけられる。ニジマスの丸焼きに発泡酒、カンカイ(北海道で食べられる 魚の干したもの)をご馳走になりながら12時近くまで話をしていた。

この日の走行距離:km


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