2003年12月〜2004年1月、年越し北海道ツーリング
ついにチャレンジ。目指すは宗谷岬。

(11月下旬)
 出発1ヶ月前になって、ようやく元旦宗谷に行く事を決意する。 しかし、肝心の大洗⇔苫小牧のフェリーは既に満席との連れない返事。 結局、仙台⇔苫小牧の往復を確保する。 装備の方は都内の登山用品店で、靴(-40℃近くまで対応)、アンダーウェア& 靴下(最近使われるようになってきた新機能品。所謂、ハイテク線維かな)、 を購入。この時点で財布が軽い・・・

(12月上旬)
 インターネットで唯一スパイクタイヤで引っかかった、札幌のタイヤ屋に スパイクタイヤ前後を注文する。 財布は羽根が生えたように更に軽くなる・・・

(12月中旬)
 懸案であったテントの対応策として、冬山用のフライシートを購入。 (テント自体は5年使っている夏用1,980円)ついでに靴の滑り止めスパイクも購入。 ハンドルカバーやフェイスガードも購入し、一通り装備は揃う。その他、 ライトのオンオフスイッチを改めて付け直したり、新品バッテリー&ブースター ケーブル(寒さによるバッテリー死亡に対応するため)を購入する。 もっとも、キックスタートはパーツ揃えども取り付けが敵わずでしたが・・・ (どうも、99年式以降のキック付きから、クランクケースのキック取り付け部位の 形が変わって、クランクケースを割らなくとも取り付け可能になった臭いです。 色々な情報によると)

これらの装備についてはこちらにまとめました


(12月27日)
 ついに出発の朝を迎える。前夜から降り始めた雨は夜半から雪となり、 朝のニュースは各地の高速道路で通行止めを伝えていた。 (これから雪国へ向うけれど、 「なんで関東で雪やねん!」 と言うのが正直な所でしたが)
 それでも荷造りを済まして7時に出発。幸い道路の雪は溶けていたので 柏ICまでは1時間かからずに到着。


写真左:積み込み完了。それにしてもタイヤが重いし邪魔臭い。
写真右:雪景色の柏IC。バイクは自分以外にいるはずもなく・・・

 雪は溶けたといえ路面は確りと濡れているため、殆ど雨の中を走ると変わらない。 それでも高速道路の外は一面雪景色で不思議な感じの中、北上を続ける。 いわき中央ICで高速を降り、後はR6で北上を続ける。福島の太平洋側は浜街道と 呼ばれているが、こちらは東北でも雪が殆ど降らないとの情報通り、 朝の関東の方が東北の様に感じるほど快晴(ただし風は強い)。 気温は仙台で3℃と高くはなかったが、快調に走ると14:30には仙台港に到着する。

 港に着く頃から粉雪がちらつき出すが、出港が20時なので楽勝でしょうと タイヤ交換を開始する。しかし、普段することのないタイヤ交換である上に、 寒さでタイヤがやたらと硬い・・・後ろタイヤの交換だけで3時間30分も 掛かってしまう・・・・・何とか後ろタイヤを取り付け終わる頃には 乗船開始の放送も流れ出し、疲れと己の無力さから前タイヤは苫小牧上陸時に することとする。(無論、バイクは自分の1台だけ)本来なら酒や食料をコンビニ なりで買って乗船するのだが、今回ばかりは負け犬なトホホ状態で乗船し、 さっさと風呂に入って一息つく。夕飯は売店のおつまみ(チーかま&柿ピー)と ビール。哀愁すら感じながらも、この先の不安を漠然と感じながら寝ようとした。 (が、2等雑魚寝なので家族連れのお子チャマが煩くて眠れやしない・・・)

この日の走行距離:364.9km
この日の燃費(さいたま→いわた、高速IC降りて直ぐに給油:27.9km/l)


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