旅先で思った徒然
Column

価格について
About the price.

 旅先では食事から始まり日常品、ガソリン、様々な物を購入する必要が出てきます。 ロシアやスーパーマーケットの様な近代的な所では値札が付いているのですが、 カザフスタンから先の中央アジアの国や中国(新彊地区)では 値札が無くなってきました。値札が無いのは良いのですが、 ウズベキスタンのタシュケント以降の南西部から、 アラブでは有名(?)な「フリープライス制度」 の地区に入った感じがします。 (要交渉。人によっては 「ボル」 と言ったり、 「ボラれた」 と言われる事。 自分は分かりませんでしたが、バックパッカーの人の話だと 中国も この範囲に含まれる 模様)
All travelers must pay money for shopping, to take ticket, etc. I am also. Local area shop did not put price tag but these shop stuffs sold at a net price. But after Tashkent, I experienced daylight robbery.

 自分の場合、ウズベキスタンの首都タシュケントを離れて モスクなどで有名なサマルカンドへの移動時に初めて感じました。 夕方も5時近くでいい加減お腹が減り、道端のカフェに入りました。 客が一人もいない寂れた店でした。寂れた店なので食材の回転も良くなく、 衛生状態も良くない感じがしました。しかし、タシュケントで多少精神的に 疲れていた自分にとって、お店のおばちゃんの笑顔に癒され、 食事も全部食べたのです。
In my case, I entered one local restrant near Samarkand. It was not good sanitary conditions and was desolate. But cafe woman had a good smile, I felt at ease.

 この時食べたのはヘレッブ(パン)、羊の肉の水煮、サラダ、スープ、 ヨーグルトの5点セット。この程度だと2,000Sumを超える程度でこれまでは 食べれました。しかし、この時は4,100Sumと言われました。 通常では値段が変だと思うのですが、精神状態が状態だけに何も考えず 払っていました。
This dinner was breads, boiled sheep meets, salats, soup and tea. Before I paid about 2,000 Sum in this foods, but she requested 4,100 Sum. I had a littel question but I was tired. Finally, I paid.

 また、サマルカンドに着いてホテルに入り一息ついた後、ビールを買いに 行ったのですが、お店の高齢のお爺さんはサマルカンドのビール2本で1,100Sumと 言いました。ロシアの輸入ビールが1本1,000Sum前後するので、流石に安いなぁと 思って買っていきました。しかし翌日、情報ノートを見ると 1本375Sum(5割増し)。
Next, I arrived at Samarkand and checked in one hotel. I took a showere, went to shop to buy beers. Old shop owner requested two beers are 1,100 Sum. Russian beer was over 1,000 Sum, I thought Uzbekistan beer was cheap. But after one day, I knew Uzbekistan beer was 375 Sum...


そのウズベキビール(Pulsar)思い出はビールよりも苦かった?
My memoried Uzbekistan beer "Pulsar". This beer memory is more better than beer taset?

 とは言え、日本円に直すとせいぜい100円レベルの違いなので、 目くじらを立てる必要は無いのですが、 日本の感覚だと戸惑 or 少し憤慨するなぁ、と確かに思いました。 ウズベキスタンはアラブではないのですが(トルコ系の人達)、 少しアラブな洗礼を受けた感じがしました。聞いた話では、 どんなに法外な値段であっても、お金を払った時点で契約は成立し、 問題は無いとの事でした。 買った後に購入側が文句を言っても、それは契約前に言うべきであって (これが「交渉」なのだと思います)、後から言われてもこちらが困ると 言う感覚の模様です。
For all that Uzbekistan prices are cheaper than Japanese them. I paid a few extra money, I don't need to look desapprovingly. I could had an shopping experience like an Arabic business law. But I felt a slight angry.

 中央アジアにはソグド人が商業に従事していて、かのモンゴル帝国も 経済はソグド人が仕切っていたと聞いています。 そんな商売上手な人達相手に、観光客が敵うハズも無いのかもしれません。 (誰かが
「値切り交渉はギャンブルに似ている。 どんなに値切って得したと思っても、本当の所は胴元である 売り手の親爺しか知らない」
と)
A long time ago, Central Asian people controled Mongolian empire economy. They were and are marchant, I can't win them.

 もっとも、サマルカンドやブハラは観光地であるので、 外国人観光客からお金を少しでも多く回収しようと思う人が 多いだけかもしれませんが・・・
Samarkand and Bukhara are sightseeing spots. So it is only simple thing many people strive to gain more money from turists...

2004年9月28日(火)、ウズベキスタンのブハラにて。
(I wrote this in Bukhara, Uzbekistan on Sep 28, 2004.)



・前のページに戻る
Back to before page.

・トップページに戻る
Back to top page.