(外貨への両替)
日本国内では「円 (\) 」が通貨ですが、東南アジア方面の一部を除いては
通用しないのが現実です。世界的に一番使われる「USドル ($) 」
(ヨーロッパ方面でしたら「ユーロ (EURO) 」が使われますが)を準備する
必要が出てきます。
日本国内で US$ の現金を手に入れるのならば
銀行、郵便局
にて両替をすることになります。
2005年2月4日追加
日本からロシア・中央アジア、中東経由で南アフリカへ向かっていますが、
モンゴル、中国、ウズベキスタン、トルコ、シリア、レバノン、ヨルダン、エジプト、ケニアでは
日本円を銀行や両替所で使用することが可能でした。多少は日本円を持っていた方が便利な模様です。
(一時帰国の際にも使用するでしょうし)
両替を行う際、手数料が必要となることに注意が必要です。
(日本の銀行では3%、シティーバンクで2%みたいです)
例えば、US$1=\100 の相場の際、US$3,000 を入手しようとすると
相場上では 3,000×100=\300,000、30万円があれば入手が可能となります。
しかし、銀行などの金融企業は両替の際に数%の手数料を要求してきます。
仮に手数料が3%である場合、\300,000×1.03=\309,000 を支払わないと
US$3,000 が手に入らないことになります。
また、為替相場は日々変動している為、A日では US$1=\100 であったのに
1ヵ月後のB日では US$1=\110 であった場合、US$1 を手に入れるのに
円で10%も差額が生じる事になります。(数年前の円高時には US$1=\89 でしたが、
最近(2003年から2004年春にかけて)は、US$1=\105〜\115の間で変動していました。
相場のプロでも読み違えるほど予測が難しい相場なので、何時両替すれば良いのかは
はっきり言って分かりません。こればかりは運不運も仕方ないのが現状です。
(トラベラーズチェック)
確かにお金は必要なのですが、海外での強盗や盗難の危険性を考えると、
常に多額の現金を持ち歩くのはリスクが高いと考えられます。そこで、
トラベラーズチェックと言う一種の約束手形を準備しておき、
現地の銀行などで現金と交換する手段がよく使われています。
メリットとしては、
<盗難に遭っても再発行が可能>
:場合によっては再発行不可になるそうですが。
<持ち運びが便利>
:現金よりかさ張らない
ことが挙げられると思います。
入手場所としては、銀行、郵便局がありますが、その他に
セゾンサービスカウンターでも扱っている様子です。
手数料は発行場所によってことなり、通常は発行の際に発行額の1%を
請求されるみたいです。(なお、セゾンカードを持っていると
0.5%の手数料で発行されるサービスは終了した模様)
ただし、海外で現金化する際、場所によっては手数料を請求されることがあるので、
国や交換場所によって注意が必要になります。
2004年8月14日追加
ロシアや中央アジアの国ではトラベラーズチェックは殆ど使えません。
ロシアではインツーリスト系の大きなホテルの中でトラベラーズチェックを
使えましたが、レートは悪かったです。銀行の窓口でVISAやマスターなどの
クレジットカードでのキャッシング(口座から現地通貨を引き出す)
の方へ移行している気がします。
2005年2月4日追加
日本からロシア・中央アジア、中東経由で南アフリカへ向かっていますが、
中国、トルコからエジプト、ケニア以南のアフリカ諸国でトラベラーズチェックが使用できる模様です。
トルコでは手数料無しで現金化できる銀行があるため、ここでアメリカドル (US$) やユーロ (Euro) に
換金してからアフリカを目指すと良いと思います。(もしくは、アフリカで現地通貨と交換)
(自動現金支払機 (ATM) )
海外で現金やトラベラーズチェックが無くなっても、現在はATMにて
現地通貨を引き落とす事が可能になっています。しかし、引き出す際のレートは
3%上乗せされていたり、引き出す際に手数料が必要になったりします。
引き出し手数料もそれぞれで異なり、シティーバンクでは無料(ただし、口座には
日本円で50万円以上、外貨で20万円相当以上の預金が無いと、1ヵ月2,100円の
口座維持料が取られてしまうが)、郵便局では1回につき200円となっています。
(2004年4月現在)
2004年8月14日追加
ロシアは都市で、モンゴルはウランバートルでATMを
見つけることが出来ました。カザフスタンでもセメイにありましたので、
徐々に普及している模様です。
2005年2月4日追加
シティーバンクは引き出し手数料が掛からないのが魅力でしたが、
予想以上にATMで使用できないことが多いらしく、海外での使い勝手は良くない模様です。
VISAやMasterが付随した銀行や郵便局のカードの方が使い勝手は良いと思います。
(シティーバンクは預金保護機構に加盟していませんので悪しからず)
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