旅行準備

3.ビザ(&インビテーション:招待状)

 先進国と呼ばれる金持ち欧米諸国に出かける場合、旅行目的で3ヶ月ほど の滞在ならばパスポートだけでO.Kなのですが、 地球上にある半数以上の国々へ入国する際には ビザ なる入国査証が必要となります。 (何でパスポートだけではダメなのかと思いますが・・・)どちらかと言うと、 パスポートが身分証明書で、ビザが通行手形な感覚を受けます。 詳しくは外務省の 日本国査証(ビザ)案内 1.日本の査証制度について (1) なぜ査証が必要なのか をご覧下さい。

 ビザの場合はパスポートと違い、国ごとに必要/不必要が分かれるのが ややこやしいです。現在、ビザ無し渡航が可能な国は 外務省の「査証相互免除国一覧表」 に掲載されている63カ国となっており、 この内訳を大雑把に分類してみると下記の通りになります。 (滞在可能期間はブルネイの最短14日からドイツやイギリスの様に6ヵ月まで 様々。殆どは3ヶ月or90日以内です。)

2004年10月5日更新。

・アジア(5カ国と結構少ない。中国:2週間。キルギスタン:1ヶ月。 その他は韓国と?)

・ヨーロッパ(EU諸国+少し)

・北中南アメリカ(殆どO.K。)

・中近東(イスラエル:3ヶ月だが国境の係り次第らしい。トルコ:3ヶ月。 レバノン:2週間)

・アフリカ(チュニジア、モーリシャス、レソト、スワジランド、 南アフリカ、マラウイ)

・オセアニア(オーストラリアとニュージーランド)

 ビザだけ考えると、海外ツーリング先としてオーストラリアやヨーロッパ、 南北アメリカ大陸へ出かける方が多いのも納得がいきます。しかし、その他の地域 (同じアジア諸国、旧ソ連圏と東欧諸国、 今もきな臭いことが多い中近東、人類発祥の地アフリカ) へ行こうとなると、ビザを手に入れる必要が出てきます。

 それでは、ビザを手に入れるにはどうすれば良いのかと言うと、 それぞれの国には国外に大使館や領事館を設置していますので、 そちらへ出向いてビザの発行を申請しないといけません。 申請の際には 最低限パスポートが必要 ですが、その他に申請料や写真、 場合によっては日本大使館の推薦状(紛争地域の国へ入国する際に必要な場合が 多いみたいです。入国する近くの国にある在外日本大使館に 一筆お願いするみたいです)、 インビテーション (招待状:入国先の企業や宿泊先が、種類に記載した人を 招待しますので入国許可をお願いします、と言った内容みたい。 ロシアとカザフスタンのビジネスビザでは必要。しかし、ツーリストビザでは 不要になりました。) が必要となります。

 ビザの申請料は実際に受け取る日数によって異なり、 1週間位待てば一番安い手数料で受け取れるみたいです。 (逆に、即日交付とかになると金額が万単位になることも) 金額は3ヶ月のシングル(1回だけ入国できるビザ。 2回の場合はダブル、それ以上はマルチと呼ばれる。 金額はシングル<ダブル<マルチの順で高くなる傾向) 観光ビザで2,000円位(ロシア中央アジア諸国の場合)ですが、 これも国によって値段や滞在可能期間はそれぞれ異なります。 詳しいことは在日大使館/領事館や現地の大使館/領事館に 直接問い合わせるしかないみたいです。



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