旅行準備 5.カルネ(&グリーンカード:EUとEU周辺諸国での保険)
日本からのバイクを他国へ持ち込む際、バイクは輸入品として扱われる事が多く、
輸入税を支払う必要が生じてきます。しかし、一時的に滞在して
またバイクごと出国するのに、そのつど輸入税を支払っていたのでは負担が
大きくなります。そこで、「このバイクは出国時に持ち出すので税金を免除して下さい」
と言う約束の取り決めが行われ、その証明書として
カルネ
と言う書類があります。
申請は
JAF(社団法人 日本自動車連盟)
にて行います。ただし、カルネの申請できる支部は限られているので注意が必要です。
(宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡の7支部)
![]() 東京にあるJAF また、カルネを申請する前に、 登録証書の作製が必要です。 所轄の陸運支局の検査登録事務所にパスポート(コピーは不可) と車両の証明書(車検証 or 軽自動車届出書と強制賠償保険支払書 or 原動機付自転車標識交付証明書、強制賠償保険支払書) を持参して交付を受けます。 実際にJAFの上記7支部にてカルネの申請を行う際には、
これらを揃えてカルネの申請をJAFにて行います。申請開始から10日は必要です。 しかし、登録証書や印鑑証明書などの書類を揃えることを考えると、出発の1ヵ月 前から準備をスタートした方が良いと思います。(特に、パスポートを ビザ申請で預けていると、その間は登録保証書の申請・取得ができませんので 注意が必要)また、航空機などで海外へバイクを持ち出す人は、 もっと早くから準備が必要となります。 実際、海外ツーリングですと1年以上必要とする場合があり、その際には 延長申請を行う必要があるみたいです。一時帰国して手続きをするか、親類などの 代理人にお願いするみたいです。
カルネとグリーンカードの必要諸国一覧は、 飯田さん(京都でバックパッカーズホステル J-Hoppers Kyoto を営業)の 「寄って候-ユーラシア大陸バイク横断ツーリングの記録-」 を参考にしました。 (2004年6月19日追加) カルネは基本的に 「一人一冊」 しか発行しないとの事です。(JAFの担当者より。途中で不足した場合は一時帰国 なりして新たに申請するようにと言われました) |