旅日記
Touring report

ヨルダン、ペトラ。(2004年11月)
Petra in Jordan, on Nov, 2004.


12月1〜3日(水〜金)
Dec 1 to 3.


地図は Fland-Ale 日本世界地図 Ver 3.71を使用。
I used map data "Fland-Ale" and arranged it.

 アンマンを出た日にはペトラ(世界遺産があり、インディージョーンズの映画の撮影で有名になった) へは到着できず、その手前80kmほどにあるダーナ自然公園の管理事務所に泊めてもらった。 自然公園と言うこともあり人工物は殆ど無く、月が出る前は無数の小さな星が、 その後は月明かりが夜空を綺麗に照らしていた。
After left Amman, I could not arrive to Petra. I looked one board "Dana National Park Camping Site", I went to there. The Administration office stuff stayed his office. I looked up at the night sky, many small stars were brilliant, and the moon illuminated.


左:自然公園の朝焼け。
右:管理事務所前の管理人。
Left: Sunrise at the natural park.
Right: The Administration office and a stuff.

 ペトラではアンマンのバックパッカーから薦められた「ペトラゲートイン」に泊まったのだが、 シャワーは温く、暖房は無しで正直ガッカリ。ペトラ自体も広いのでトレッキングを楽しむ感じで 胸に ガツン と来るものはやはり無かった。 ヨルダンからエジプトへはアカバ港からフェリーでヌエバへ渡るのだが、 フェリーターミナルでの出国手続きで何回も並び直してウンザリ・・・ (長い列に並ぶ→係員が「こっちへ来い」と列の一部が奥へ移動→ 付いて行くとエジプト人専用で自分はダメ→やり直しでまた列の最後尾へ→ 係員に辿り付くも「出国税を払って来い」との事→出国税を払うとまた列の最後尾 →車と人の乗船が始まり、フェリーに乗れるかソワソワ不安になりながらも待つ(仕事が遅い!)→ やっと出国スタンプをもらえる(この時点で1時間近く経過)→急いで税関で出国手続きを済まし、 バイクでいざフェリー乗り場へ→係員に「バイクの乗船券を買って来い」と言われてターミナルへ戻るハメに→ チケットを買ってやっとこさフェリーに乗る→出港は1時間後・・・ガッデム!!)
I watched Petra, but I could not feel to move my hart. I was tired to walk about 4 hours. Last Jordan day, I went to Aqaba and boarded a ship. But I needed one hour to take an exodus stamp... I had emotional pains in ferry terminal...


左:映画でも有名な石造りの門。
右:お洒落な格好の警察官(昔のラクダパトロール隊の制服)。
Left: Stone big gate, it is most famous place in Petra.
Right: Traditional style police man.


左:ペトラは大きな遺跡で、この山の上部にある遺跡まで入り口から片道2時間を登って歩いた。
右:アカバ湾のフェリー(スローボート)より。さらばトラブル多きヨルダン。(もう来たくない!)
Left: A gete near the top of mountain. I used about 2 hours from starting point to here.
Right: The gulf of Aqaba. Good bye, Jordan!

 シリア、レバノン、ヨルダンと中東3カ国を通ったが、「観光地」と「国境」以外は 基本的に人は親切であった。しかし、「親切には対価(お金)を支払う必要がある文化」 を理解するまで、自分は変な不信感を抱いていた。 モンゴルの日本人宿「あずさや」のオーナーが話していた、 「旅人は得てして、 親切を受けるのが当たり前と思いがちになる 、との言葉の意味をやっと理解することができた。日本からイランまで多くの 「無償の親切」 を受けていたが、 「無償の親切を受けれるのは単なる幸運に過ぎず、多くの場合は有償で然るべき事」 なのだと。 自分が気が付かずに見に付けてしまった驕りを反省させてくれた、 雪から砂嵐まであった中東3カ国であった。 (ただし、ここ暫くは「二度と来たく無い」と思っていますが・・・)
.



・前のページに戻る
Back to before page.

・トップページに戻る
Back to top page.

I wrote this report in Dahab, Egypt on Dec 6, 2004.