地図は Fland-Ale 日本世界地図 Ver 3.71を使用。
I used map data "Fland-Ale" and arranged it.

　12月30日の朝、ワディハルファを出発して首都ハルツームを目指す。 東の鉄道沿いルートは民家が殆ど無い上に砂深い道と聞いており、西のナイル川沿いルートを選択。 約180km南西にある「アブリ (Abri) 」を目指すが、コルゲーション（洗濯板の様な道）が続き、 速度が上がらない。また、途中でガソリンタンクの防振ゴムが破損。約130km先にあった 電気も無い小さな村「アカシャ (Akasha) 」で一日を終える。幸い、訪問先の人々は大変親切で、 シャーイ（紅茶）に手作りお菓子、夕飯までもてなしてもらう。 アキさんは、日本の歌の「むすんでひらいて」を教えたりして近所の子供と戯れていた。
Japanese rider "Aki" and I started to go to the capital city "Khartoum" at the morning on Dec 30. There are two route, east route is along the railway but deep sand road and few villages, I heard. We choiced west route along the Nile river. The road from Wadi Halfa to small village "Akasha" was bad road like a washboard. We had to drive slowly, but on the way, my fuel tank rubber for attachment was broken... We stayed Akasha, it had no electricity, no city water, but very kind people gave us teas and dinner.

左：走行中のアキさんとDJEBEL250XC。
右：砂漠にて休憩中。予備の前タイヤが非常に邪魔でして・・・
Left: Aki was Driving on his moto.
Right: Break time.

左：村の子供達。
右：艶やかな衣装の女性。
Left: Children in Akasha.
Right: Women and her baby in Akasha.

　翌朝、出発すると今度はアキさんのバイクがエンジンストップ。ヒューズ端子の接触不良が原因。 お互い10万km以上走行しているバイクなので、道が悪いスーダンで一気にトラブルが 噴出してきた感じがする。本日はアカシャから57kmほど南の町「アブリ (Abri) 」の宿に宿泊。 しかし、一泊2,000スーダンディナール (Sudan Dinar: SD) と言われ（約10ドル）、 アキさんが半ば怒りながら交渉。結局、500 SDに落ち着く。やれやれ。 イスラムの休日である金曜日なので町の店は殆ど閉まっており、夕方からモスクでは礼拝が行われていた。 本日は2004年最後の大晦日の日。一年の最後がイスラムの金曜日な事に、何か不思議な縁を感じていた。
Next morning, Aki had a machine trable. Our motorcycles were droven over 100,000 km, so African bad road gave rise to trubles, I thought. We drove about 57 km and arrived the town "Abri" and stayed only one hotel here. My big year "2004" was ended. Good bye 2004!

左：アカシャ村出発の朝。みんな、ありがとう。
右：砂漠のオブジェにしてしまった前タイヤ。（場所：N20'55,150 E30'36,865）
Left: Thanks a lot, Akasha people!
Right: My desert object. (N20'55,150 E30'36,865)

左：アブリ近くの沿道の村にて。みんな写真が大好きで「撮れ撮れ」と大変。
右：ナイル川に沈む夕日を見ながら一句。「行く年も　ナイルと共に　流れ去る」
Left: People like to be taken photos. This is at one village near Abri.
Right: 2004 final sunset at the Nile.