2003年8月、北海道ツーリング
トムラウシは予想以上に・・・

(8月13日)
 朝3:30に目を覚ます。テントから出ると他の方が登山支度を始めていた。 朝食を摂っていると迷い猫さんも起きてくるが、とても眠そう。4:30を過ぎてから 登山口に向けて出発し、5時過ぎに登山開始をしようと思っていた。しかし、 登山口の記念撮影でカメラを誤って落としてしまい、
ズームが出来なくなってしまう!!
直そうと弄っていると、
レンズが外れた・・・
ラ○ウさんから受け継いだ 伝説の雨乞いのデジカメ、トムラウシにて永眠・・・・

左:登山口にて、このカメラ最後の写真 右:・・・

 5:25に登山開始。土の登山道はぬかるんでいるが、歩けない事は無い。 (おそらく、昨日よりはずっとマシにであったと思われる) 初めに登ってから沢まで下り、沢伝いに登っていくと残雪や花がお出迎え。 更に進むと岩場に差し掛かり、ナキウサギの鳴き声が聞こえてくる。 (たまに姿も表す)夏らしい青空の下、気持ちよく歩いていくのだが、 トムラウシの頂上は遥か向うに見える。 4時間も経過すると 徹夜走りでその名を轟かせている(特に遠州地区の方々に)迷い猫さんの口から 弱気な発言が聞こえてきたが、励まし(騙し?) ながら登っていく。11:55に頂上到達。 北の旭岳は雲に隠れていたが、十勝岳方面の景色は素晴らしかった。

左:途中にあるトムラウシ公園。
雪解け水が小川となり、高山植物の咲く綺麗な庭園
右:頂上にて。写真では雲が出ているが、十勝岳などのある南西は一望できた
(両方とも迷い猫さんのデジカメにて撮影)

 幸いヒグマには出会わなかったが、 ナキウサギ、エゾリス、キタキツネを 見る事ができ、後は帰るだけだと思っていた。しかし、疲労が徐々に足取りを重くし、 夕方からは雨が降ってきてしまう。最後は老夫婦と4人でお互いを励ましあい ながら必死に山を降り、17:50にやっと下山。夕飯の材料も無い為、 国民宿舎に泊まることにした。 (国民宿舎では朝と夜は宿泊客のみ食べられるので注意が必要。 係りの人のミスで、夕飯を2回食べられる幸運もあったりしました。 完全にハラペコガス欠状態でしたので、確り全部食べました)

この日の走行距離:約20km(徒歩では約13km)


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