5:25に登山開始。土の登山道はぬかるんでいるが、歩けない事は無い。
(おそらく、昨日よりはずっとマシにであったと思われる)
初めに登ってから沢まで下り、沢伝いに登っていくと残雪や花がお出迎え。
更に進むと岩場に差し掛かり、ナキウサギの鳴き声が聞こえてくる。
(たまに姿も表す)夏らしい青空の下、気持ちよく歩いていくのだが、
トムラウシの頂上は遥か向うに見える。
4時間も経過すると
徹夜走りでその名を轟かせている(特に遠州地区の方々に)迷い猫さんの口から
弱気な発言が聞こえてきたが、励まし(騙し?)
ながら登っていく。11:55に頂上到達。
北の旭岳は雲に隠れていたが、十勝岳方面の景色は素晴らしかった。
左:途中にあるトムラウシ公園。
雪解け水が小川となり、高山植物の咲く綺麗な庭園
右:頂上にて。写真では雲が出ているが、十勝岳などのある南西は一望できた
(両方とも迷い猫さんのデジカメにて撮影)
幸いヒグマには出会わなかったが、 ナキウサギ、エゾリス、キタキツネを 見る事ができ、後は帰るだけだと思っていた。しかし、疲労が徐々に足取りを重くし、 夕方からは雨が降ってきてしまう。最後は老夫婦と4人でお互いを励ましあい ながら必死に山を降り、17:50にやっと下山。夕飯の材料も無い為、 国民宿舎に泊まることにした。 (国民宿舎では朝と夜は宿泊客のみ食べられるので注意が必要。 係りの人のミスで、夕飯を2回食べられる幸運もあったりしました。 完全にハラペコガス欠状態でしたので、確り全部食べました)
この日の走行距離:約20km(徒歩では約13km)